言葉を離さない犬たちとの生活の中で、限られた言語を使用した、指示語トレーニングというようなものがあります。この指示語を使い分けることで、飼い主さんが飼い犬をコントロールし、トラブルを回避するような場面などでも活用されています。指示語は、「コマンド」などとも呼ばれていますが、このコマンドワードに、犬たちが反応する事で、決まった動作を行うように指示を出す事が可能となります。「お手、待て、ハウス、伏せ、お座り」などが、コマンドの代表的にな指示語となります。このコマンドは、犬と猫の大きな違いを表わしているような表れでもあります。猫にコマンドを行っても、ほとんどの場合は、全く反応しませんが、犬の場合ですと、訓練を行う事で、多くの犬たちが、コマンドの指示に従い動作を行う事ができるようになります。私自身は、個人的に以前、お手のできる猫と遭遇した事がありますが、そのネコちゃんは、お手の他にも、おかわりもできるスーパーニャンコの姿に感嘆した覚えがあります。コマンドは、犬たちのお家芸のようなものですが、優れた犬たちの能力の1つでもあります。