社会のバリアフリー化が注目される中で、補助犬の存在を見知ったことはありますでしょうか?補助犬と呼ばれる、働く犬たちには、「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」などと呼ばれる、障害のある人々の暮らしを支える犬たちがいます。彼らの働きは、障害をもつ人々に沿う事を前提に、特殊な訓練を受ける事にはじまりますが、全ての犬たちが、補助犬として育成できる訳ではないようです。
このような補助犬としての訓練を受けたとしても、正式に補助犬としての国からの認定を受けるまでに至らない犬たちも多くいるようですが、保健所などに保護されている犬たちの中かでも、その資質が見込まれれば、補助犬としての訓練を受け、みごとに認定を受け活躍できる犬たちもいるようです。補助犬たちが、障害をもつ人々の暮らしを豊かにする事には、果てしない可能性が満ち溢れているようです。
その1つの働きに街中を歩く際に、健常者が障害をもった人がいる事に気付きにくい事もありますが、補助犬と共に街中を歩く事で、周囲の人々にも場合によっては助けが必要な事がアピールできる事もあり、公共の場でのコミュニケーションが円滑になるような事もあるようです。犬たちの存在で、人と人のコミュニケーションが円滑になるとは、人間のパートナーとしての犬たちの長い歴史を感じる出来ごとの1つでもあります。